« 東京ゲームショウ2013 | トップページ | 3D放送の番組 »

2013年9月22日 (日)

アニメ「銀の匙(さじ)」

評価:★★★★★★★★★★
今期のアニメでは一番良かった作品「銀の匙(さじ)」。 冒険もなければファンタジーでもない。 アクションもないし、悪者もいない。 なのに面白い。 ほかのアニメにはない唯一の要素。 それは農業高校。 昔「もやしもん」という似たアニメもあったが、あれは非現実的でギャグに特化した作品だから。 本作はリアルな現場を可能な限り取り入れた"ほぼノンフィクション"アニメ。 酪農に興味のない主人公が、仲間達と様々な経験をし成長していく話。 特に"動物の命"に正面から向き合ってるのが良いのよ。 牛も豚も鶏も、食肉として育てる時の心持ちがね… 初期の話では「感情移入すると辛いからやめとけ」という一般生徒達の認識があって…その考え方に違和感があったからさ。 最終回で見せた主人公の行為は、ある意味爽快だったな。 しかも、すでに第2期の放送が来年1月に予定されているし。 もしかしたら、それに合わせて再放送もあるかも。

ちなみに他の作品で良かったのは…「とある科学の超電磁砲S」「宇宙戦艦ヤマト2199」「進撃の巨人」「有頂天家族」「ガッチャマンクラウズ」。 良い順にしてみたが、やっぱりまずは背景や作画のクオリティだね。 私が最も評価するのはそれ。 次に物語。 どんなに話が良くても絵がダメなら論外。 超電磁砲Sとヤマトは、その背景が凄まじいレベル。 両者とも基本的に"架空"だから、ゼロからデザインして毎週このクオリティを維持するのは奇跡だ。 実現させる為に相当苦労してるとは思うが。 進撃も悪くないが、行動範囲がまだ狭く…どうしてもvs巨人のアクションが目立つ。 だから面白いというのもあるけど。 有頂天は意外だったね。 物語そのものは、しばらく理解出来なかったけど…実際の京都が舞台という所に注目。 町並みは描き込まれているというよりは、アートな感じ。 和紙の貼り絵風な処理で表現してるから、リアルとは少し違うが綺麗。 化けタヌキの日常だと割り切れば、物語も楽しめる。 ガッチャマンは惜しいな。 面白い要素は沢山秘めているのに、上手く演出しきれていない。 ひとことで言えば…ぬるい。 ガッチャマンになった主人公がその組織のあり方に疑問を持ったり、最終回目前まで5人の変身が揃わなかったり。 制約のない戦隊みたいで、やりようによってはスゴいアニメになっていたかも。 問題は悪役に変化がないのと、全体的な着地点が不明瞭な所。 町中のトラブルに出動しては、漠然と犯人らしきターゲットと戦うだけ。 それをカッコ良しとする狙いなんだろうけど、毎回やられると不毛な争いに見えて来るのよ… 誰が何をしたいのかも謎だし… 制作スタッフの心が同じ方向を向いてない様な作品。 もったいない。 と言ってもこれは特殊な例だからさ。 新しい試みだと思えば問題なし。 繰り返さなければね。

|

« 東京ゲームショウ2013 | トップページ | 3D放送の番組 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 東京ゲームショウ2013 | トップページ | 3D放送の番組 »