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2010年12月 9日 (木)

モバゲーに公取委調査

モバゲーを運営しているディー・エヌ・エーが、独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会の立ち入り調査を受けたようだ。 具体的には…モバゲーのコンテンツを開発した会社に対して、モバゲー以外にゲームを提供しないよう働きかけたってよ。 私は元々「不完全なパッケージ販売」は合法詐欺だと思っているから、こういう類いのトラブルは超ウェルカム。 CMで無料とか言わなけりゃまだ可愛げもあるのに…最後にちっちゃく「一部有料」て完全にアウトだろ。 情けないのは、利用者がそれを分かって結局お金を支払っているっつー現状。 普段ゲームをやらない人は、これがどれだけ倫理に反した行為か理解していない。 分かり易く言えば、小説を安価で売ってラストだけを高額で買わせる手口。 安いから買ったのに、そこまで読んだらラストを買わざるをえない。 それがモバゲー。 もちろん類似したケースは数えきれないほどある。 危険なのは「無料」というキーワード。 無料で提供をウリにしているシステムには必ず「課金要素」が存在する。 問題なのは「課金しないと楽しめない」ように作ってあること。 当然制作側は無料でも楽しめると主張するだろう。 しかし、私が知る限り…欲しいという欲求に訴える段階が早過ぎる傾向にある。 小説で言えば、本来ラストまで読ませて十分楽しんだうえで「続編」を有料にするべき。 ゲームなら、服や武器をまずはパッケージ販売に相当する量を用意したうえで「おまけ」程度に有料分を追加すればいい。 それが正しい姿でなければならない。 ゆえに、日本ではネットゲームが今ひとつ伸びない要因ではないだろうか。 だってゲームというコンテンツに対して日本はあまりにも成熟し過ぎているから。 利益優先型の商法に魅力を感じるのはゲームに疎い人だけ。 だから歴史の浅い海外では大して問題にならない。 その海外の商法を世界標準だと勘違いして国内に取り入れるとモバゲーの様な事になる。 今回の立ち入り調査自体の理由は違うが、そのうちなんらかの違法に抵触するだろう。 ディー・エヌ・エーに限った事ではないが…今後は利用者の立場になって制作や言葉を選んでもらいたい。

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