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2010年8月28日 (土)

DVD「ONE PIECE SW」

評価:★★★★★★★★★★
制作発表時から超期待していた映画「ONE PIECE STRONG WORLD」。 アニメ「ワンピース」の劇場版最新作なんだけど、本作はなんとジャンプ作品映画初の原作者による製作総指揮。 出版業界では、有名なドラゴンボールを遥かに凌ぐ新記録を更新中。 回を増すごとに読者を裏切らない秀逸な物語は、世界規模で熱烈な支持をされている「ワンピース」。 そんなモンスター漫画の原作者、尾田栄一郎氏が本気で挑んだ「STRONG WORLD(SW)」。 クリーチャーやコスチュームデザインはもちろん、作品の命とも言えるストーリーも尾田氏が担当。 特撮や原作のないアニメで私が最も重要視するのは脚本。 例えば、素晴らしいと思った回の脚本は必ず小林靖子氏だったりする。 その逆もしかり。 分かり易い所では大長編のドラえもんね。 アレは脚本というか大長編用にまるまる本人(藤子・F・不二雄氏)が漫画原作を描き下ろしているわけだが…彼が亡くなってからの新たな大長編は当然別もの。 期待に答えようとする努力は感じるが、結局は別人が物語を考えているからさ。 それはもうしょうがないよ。 つまり何が言いたいかと言うと…漫画原作の劇場版アニメは原作者が描くとやっぱり面白いって事。 実は今回のSWはこれだけ期待していたにも関わらず映画館で観ていない。 いつも利用しているトコで上映されなかったってのもあるが、とある雑誌のインタビューで尾田氏が言っていたのよ。 「感動を期待される方も多いと思うが、今回はあえてバトルアクションをメインにした」て。 少し引っかかったのはバトルアクション。 その表現で思い出されるのが忌まわしき「火山高」。 あれは本当に酷かった… とにかくバトル中心の映画で楽しめた試しがない。 特に香港系は後半やたら長いバトルになり非常にダレる… だから、ちょっと敬遠してしまった。 でも、あの尾田氏が絶対に面白いという自信を持って描くバトルアクション。 もしかしたら黒歴史を塗り替えてくれるかもしれないと思いつつDVDを鑑賞。 ……評価ですでに想像が付いていると思うが、これはとんでもなくスゴい映画だ。 確かにバトルメインだし、色々と不可思議な状況も多いのだが…何故そうなのかという理由なり伏線なりが絶妙! 見事と言うほかない。 島が複数浮いている理由、強い生物が襲ってくる理由、ナミがさらわれる理由。 この理由が従来の映画には皆無だったのよ。 原作を歪んだ解釈で自分色に染めてしまうおバカ脚本家を、当たり前のように起用してきた映画業界。 その常識を引っくり返した歴史的超大作だと思う。

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