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2009年12月25日 (金)

映画「AVATAR」

評価:★★★★★★★☆☆☆
実は今年最も期待度の高い大注目の映画だったのだが… 面白いんだけど…みたいな。 というのも、ストーリーが漫画「ワンピース」のエネル編とゲームの「テイルズシリーズ」を足した様な感じでさ。 簡単に言えば種族間同士の対立。  人間サイドを悪に仕立てたり、スパイ(厳密には交渉目的)のさなかに恋愛感情が生まれたり。 それだけなら全然かまわないんだけど、ジェームズ・キャメロン監督にしては珍しくダレるのよ。 序盤から中盤まで、状況説明が長い。 もう少しドラマが欲しいところだが、「だろうな」の範囲を越えることもなく…エンディングを向かえる。 ただ、映像自体は素晴らしい。 CGの部分では間違いなく最高峰の出来。 まだCGっぽさは残るけどね。 もうひとつ、残念ながら評価を下げた要素がある。 それは3D立体上映。 入口で3Dメガネを渡されて、予告の途中からそのメガネをかけて立体で観ることが出来る。 …たしかに立体だし、物によっては目の前まで飛び出してくるのだが。 本作の場合、立体までの距離が近い。 つまり4〜5m先の物体を中心に立体化しているから、壮大な景色の多い本作ではほとんど立体にならないのね… 空を飛ぶ戦闘機や動物達も、その多くは遠いから結局背景と距離が重なり立体に見えない。 はっきり言って昔ディズニーランドで公開されていたマイケル・ジャクソンの「キャプテンEO」のほうが立体の部分では勝っているだろう。 更に重要な問題だと思ったのは…画面の移動。 立体映像がこれほどまでに「速い動き」に弱かったとは…… 疾走感の演出も多い本作では致命的。 もうチカチカして落ち着かない… あと、ピントね。 被写体の前に物があると当然ぼやけるでしょ。 でもそれはカメラのピントであって、人の目ではない。 ぼやけた映像に目でピントを合わせても、ぼやけが解消されるわけではないのだ。 これが非常に困る。 例えば、目の前に手を近づけたとしよう。 その手を見ている時は背景が二重になっているはずだ。 その状態で背景を見ると、今度は近づけている手が二重になるのが分かると思う。 映画館では、このピント合わせが、客ではなく映像主導になっているからさ。 目の前に飛び出る物体を見たくても、ぼやけている場合が多いのよ。 立体上映が登場してだいぶ経つから、この辺は解決しているものと思っていたのになー… 普通の平面映画なら遠近によるピンぼけはむしろ必要不可欠だが、立体となると話しは別。 ピントを合わせるターゲットは、客ごとに違うんだから。 どこに注目するかは観る側に委ねて欲しい。 監督は試写の時に気にならなかったのだろうか? まー今後は全て3Dで撮影すると宣言しているし。 これからって事かな。

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