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2008年10月

2008年10月31日 (金)

漫画「MOONLIGHT MILE」16&17巻

評価:★★★★★★★★★☆  
※少しネタバレるから注意。 今年の春頃に読み始めた漫画「MOONLIGHT MILE」。 最初の数巻は性描写が激しく完全に引きまくっていたが…4巻以降落ち着いてからは本当に面白い。 今回の16巻からは、ロストマン最大の危機が幕を閉じ…主人公吾郎の子供が「月」で誕生する。 そして舞台は5年後の印パ大戦へ…… じっくりと長い期間をかけてインドとパキスタンの末路を描く。 冷静に考えれば絶対に有り得ない展開なのだが、説得力が凄まじい。 最終的にはお互いに核爆弾を投下し合うという事態を異常なまでにリアルに表現していてさ… 地球が壊滅して最終回か? てところで、やっと主人公の吾郎が再び登場。 時代は更に5年が経過し、子供の誕生以来じつに10年ぶりの姿を見せる。 彼はSGポリスの長官となり、ロストマンの代わりを務めるのだが…肝心のロストマンの行方は明かされず。 どうやら主役は吾郎の息子「歩(あゆむ)」にバトンタッチしていくようだ。 ムーンチャイルドとして月で生活する歩は、その窮屈さから当然地球への憧れを抱く。 そこへやってきた富裕層の留学生たち。 彼等はボンボンの地球人で、どこにでもいる悪ガキ。 恵まれた地球と同じ調子で歩をからかい、さまざまなトラブルを招く… もちろんこのやりとりを追っていくのも楽しみの一つだが、物語の新たな目標も見えた。 それは、歩の地球上陸。 月の重力で育った体が地球の重さに耐えられないという現実をどうやって克服していくのか。 体の弱い歩には、荒々しい吾郎の血も流れている。 その片鱗が見え隠れするエピソードも今後は増えていくのだろう。 早く次も読みたいが、17巻が出るまでに半年近くもかかっているのよ… バガボンドやイニシャルDもそうだが、週刊連載じゃない漫画の宿命なのか…新刊が出る頃には前の巻の内容をすっかり忘れてんだよね。 「24」だって、途中にそれだけ間があいたら最初から観直すしかない。 ページ数と価格を半分にして3ヶ月単位で出してくれんかな。

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2008年10月25日 (土)

映画「バイオハザードD」

評価:★★★★★★★★☆☆  
今月末までの期間限定上映作品「バイオハザード ディジェネレーション」。 観る気はまったくなかったんだけど、観た人の評判が思いのほか良くてさ。 ちょうどアノ新宿ピカデリーでも上映していたから、さっそく予約しようとしたら…… 中ブロックから後ろはすでに全滅。 土日だからか、最も観づらい前ブロックも残りわずか。 仕方なく1席だけあった前ブロックの一番後ろを取る。 で、当日の入館口にはバイオのポスターに「完売」のお知らせが… こんなの初めて見た。 つーか満員で映画を観るのも学生以来か。 これだけの期待を背負うフルCGアニメ。 …大丈夫か? と不安になりながらも、いざ始まると衝撃の連続! 実写同等の空気感に、ゲームで味わった独特の恐怖が見事に融合されていてさ。 はっきり言ってこれまでに観たCGアニメのなかでは断トツで素晴らしい。 こんなにスゴいとは思わなかった… なんで普通に宣伝・上映しないのだろうか? ファイナルファンタジーの大コケがあったからかな… あれのせいで本当に多くの人を失望させたよね… 当然今回も正直「どうせ」つー先入観があった。 そんな過去の悪夢を一気に払拭。 コレが世界の映画祭で賞を取らなかったら人類はどうかしている。 現状だと好きな人しか観られないから、もっと一般に幅広く公開してほしい。 ここまで絶賛しておきながら、評価が満点でない理由は… さすがに2時間は長い。 決して飽きるような展開ではないのだが、肝心のラストバトルで睡魔に襲われる… 何度も言うが飽きてはいない。 大迫力で緊迫した場面なのだが、まぶたが落ちる… なぜだ!? て考えると、やっぱり長時間による緊張が原因か? 1時間ごとに休憩して観られればいいんだけど。 とりあえずDVDは買うかも。 オススメしたいが、当日購入は無理。 機会があれば是非観てほしい。

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2008年10月18日 (土)

アニメ「鉄のラインバレル」第3話

評価:★★★★★★★★☆☆  
超〜〜〜面白いッ!! 何が面白いって観た人達の感想。 先日の「厨二病」は、コレのレビューで多く発見したんだけど… 確かに毎度のごとくみんな同じ内容ではあるが、絵に描いた様な主人公批判がもう楽しくてしょうがない。 この主人公:早瀬浩一は強大な力を得る事によって「俺様」へと変貌していくのだが…大人目線で見れば、正直ガンダムやエヴァンゲリオンよりも遥かに「リアル」だ。 これを観た多くの子供達は強烈な嫌悪感を抱き、自分が真っ当かの様な主張を始めるのよ。 つまり、自分の事を本気でバカだと思っている時に、他者からバカって言われたくないのと一緒。 だから早瀬を観せられた人達の多くは、まるで自分の事を言われている様で腹が立つのだろう。 「絶対に自分はあんなバカじゃないッ!」てね。 本当に申し訳ないが、主人公批判が強い人ほど早瀬そのものなのではないだろうか。 そういう意味では、このアニメは完全に大人向け。 そうか、だから深夜枠なのか。 私なんかは、むしろ早瀬にもっと暴走してもらいたい。 もっと周囲を混乱の渦に巻き込んでもらいたい。 今のところ平静を装っている特務室室長の森次が慌てふためく姿を見たい。 がんばれ早瀬!! 本当に勘違いしている奴らが誰なのかを教えてやれッ!! とか言ってみたり。 でも、それくらいのスタンスでないと楽しめないと思うよ。 この作品は。

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2008年10月13日 (月)

アニメ「喰霊-零-」第2話

評価:★★★★★★★☆☆☆  
これを観た人はどう思っているのかな… 前回の衝撃に続き、まさかの連続衝撃。 2話目の始まりはスゴかったが、最後の最後で「またーッ!?」な終わり。 脚本家は大丈夫か? ここまでやったからには夢オチなんて絶対に許されないぞ。 あれだけキャラが練られた登場人物達を本当にあのままにしておく気か? 納得のいく展開なんて一つも想像できない。 次も同じなら確実に評価は下がる。 期待していいものか、未だ謎の多い作品だ…

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2008年10月10日 (金)

アニメ「テイルズオブジアビス」第2話

評価:★★★★★★★★☆☆  
…まさか再び語ることになるとは。 先日の評価では、普通だと言ったが…2話目でやっとアニメの本領を発揮したのか、ものスゴく良く出来ていた。 やはり基本はゲームの進行と同じなんだけど、今回は脚本とカットが見事。 状況説明もちゃんと物語にからんでいて非常に分かり易かったし、登場人物達の出会い方も実に自然で気持ちがいい。 主人公のルークが泥棒に間違われたり(というか正確には泥棒なんだけど…)、聖獣のミュウが主人公について行く理由だったり、仲間だと思っていた相手に捕らえられたり… それらの展開に対する疑問がほとんどないのよ。 しかも制作はサンライズだよ? メカ系専門っつー先入観は一気に消えたな。 ガンダムもそうだけど、老舗が素晴らしい作品を提供してくれると本当に嬉しくなるよね。 とにかくテイルズは前言撤回。 超オススメ。 観られる人は是非観てほしい。

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2008年10月 6日 (月)

アニメ「ガンダムOO 2nd」

評価:★★★★★★★★☆☆  
個人的には秋の新作最後の目玉となるTBSの「ガンダムOO(ダブルオー) 2nd」。 前作というか第1期の時代から約4年後の世界が今回の舞台。 主要メンバーの今を追っていく様な展開だったが…時間の流れがちゃんとそれぞれの容姿に反映されていてさ。 なんか「Z(ゼータ)」の時のアムロ達を思い出したよ。 …それにしても、これだけ新作を観続けていると、より本作のスゴさが際立つ。 もう別格だ。 「鉄のラインバレル」であれだけ言ったあとだけに、モビルスーツの手描きは鳥肌物。 なんか世界中に自分が日本人であることを自慢したいくらい。 もしかしたら手描きじゃないのかな? と言っても3Dじゃないことも確か。 まー戦艦とか一部は3Dで描かれているが…やはりガンダムは2Dで美しく描いてくれている。 ここに描き手の魂が宿るから、素晴らしい作品として昇華されるんだよね。 ほかの制作会社には絶対マネ出来ない。 ただ、最初から色んな人物が登場していて…少し物語が難しい内容になっている。 ちゃんと理解しているファンも多いようだが、重厚なストーリーにあまり魅力を感じない私にはちょっと大変。 それに冷静に考えれば、夕方5時台にリアルな血が流れ放題のアニメって大丈夫なのだろうか。 お子様は親同伴とかいう注意もないし。 大人の私ですら銃を持つ兵士やマシーンに恐怖を感じたし… 個人的には、こういう現実を子供にこそ見てもらいたいとは思っているけどね。 怪我をしたら痛いし、ちょっとした勘違いが相手の将来をも左右しかねないという、人として大切な感情を学ぶ事にもなるんじゃないかな。 …とは言っても、主人公達も大人になっているから視聴層はやや高めになるかも。 あと、もう一つ別のアニメ作品で気になったのが「喰霊-零-(がれいぜろ)」。 コレ、キャラデザが超好み。 秋の新作のなかでは断トツで好き。 序盤も迫力があってなかなか面白いと思っていたら… なんじゃーそりゃー?? な終わり方。 1話だけ確認で観るつもりだったのに、これじゃ次も観ないと納得できないじゃん! つーか、本当に次あるの? どうやって始まるの? 早くスッキリさせろ。

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2008年10月 5日 (日)

アニメ「鉄のラインバレル」

評価:★★★★★★☆☆☆☆  
ここのところアニメの話題ばかりだが… 新作ラッシュも約半数を過ぎ、なんとか順調に処理も進めているなか…久々に強烈なロボットアニメが登場した。 TBSの「鉄(くろがね)のラインバレル」だ。 内容はガンダムとエヴァンゲリオンとウルトラマンを全部足した感じ。 このやり過ぎな展開が妙に心地よかったりするのよ。 日常と非日常の対比という王道に加え、一大事を演出するメカ系お約束の音楽。 謎の黒幕に、巻き込まれ型主人公。 第1話を見る限りでは、深夜的要素はひとつもなかった様に思うのだが… これから血とか増えていくのだろうか。 ただ、これだけ絶賛しておきながら…評価はそれほど高くない。 理由は肝心のロボット。 これは個人的な好みになるが…今時は大嫌い。 なんの魅力も感じない。 無駄で複雑な線が多すぎ… デザイナーの自信のなさが表れているよね。 とりあえずゴチャゴチャさせればスゴく見えるっつー浅はかな感情が伝わってくる。 これは求める側の責任もあるだろう。 アニメ化に向けて様々な商品展開も検討されるし、一人の判断でこうはならないと思う。 おまけに3DCGでしょ…… 先日終了した「マクロスF」もやっぱり手描きだったらと思っちゃうし… 技術が進歩してきた今だからこそ、余計に2Dと3Dは水と油の印象を強めている。 頼むから3Dは3Dの世界で頑張ってくれ。 無理矢理ご飯とパンを一緒に食わされるようなものだ… いくら上手にコラボできたって、美味しいご飯・美味しいパンにかなうわけがない。 プロの世界に生きるクリエイターなら、その辺のプライドを持っていそうなんだけどな…… ロボットは本当に残念だが、マイナスはそれだけだから一応観続けるつもり。 気にしない人なら問題なく楽しめるんじゃないかな。

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2008年10月 4日 (土)

アニメ「テイルズオブジアビス」

評価:★★★★★★★☆☆☆  
…こんなもんかな。 物語の進行がゲームとほぼ同じなのは嬉しいんだけど…カット割りまで同じでさ。 最初は知っている場面の連続で懐かしめるが、途中で完全に思い出して飽きてくる。 シーンは同じでも、アニメなりの表現が欲しいな。 まーそれだけゲームの完成度が高いって事なのかもしれんが… 声優陣も一度やった演技をまたやるのってどうなの? 動く絵があると違うのかな。 て言うのも、アニメの第1話を観ていると…ゲームよりも魂が伝わってこない。 ゲームを知っているから、テンポまで悪く感じてしまうのよ。 まったく知らない人がコレを観たら面白いのか? あとオープニングでストーリー全部語っちゃっているし… 2分以上あったと思うけど、キーキャラ全員集合な感じで…少しは隠せって。 かなり終盤まで映像化されるって分かっちゃったし… もし2クールやるんだったら、後半のキャラは謎にしておくとかさ。 とにかく、全体的に良くも悪くもゲームのまんま。 クオリティは高い。 さすがに主人公の嫌な性格は少し緩和されているかな。 たぶんゲーム知らなくても内容は理解できると思う。 でも、明らかにファン向けだからオススメはできない。

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2008年10月 3日 (金)

任天堂の新型DS

数ヶ月前に新型機の噂で問題になった任天堂が、やはりと言うか…来月の11月1日に現行のDSLiteからスペックを大幅に変更した機種「DSi」を発売する。 このDSiの最大の特徴はカメラが内蔵されており、今後は連動したソフトが発売されていくらしいのだが… 当然、下位互換はない。 DSi専用に開発されたソフトは、DSLiteでは遊べない。 過去の例を考えれば、DSiを普及させたい任天堂は「専用」の開発に完全シフトしていくだろう…… 表向きはLiteのソフトも同様に制作していくとしながら、結局ゲームボーイアドバンスの様に何のアナウンスもなく事実上の開発中止になることは必至。 更にもっと問題なのは、Wiiの様にチャンネルをダウンロードさせてコンテンツを増やしていくというのだが… どうやらネット接続は無線LANにのみ対応しているらしく、Wiiを有線で繋いでいる家庭では利用できない仕様になっているのだ。 まーいつものごとく、この辺の配慮は一切ないものと思われる。 問題はまだまだあって…充電の持続時間がLiteの約半分しかもたないのよ。 アドバンスのスロットも廃止されるし、携帯のカメラですら邪魔な昨今…Liteの機能を削ってまで追加しなければならないほどの魅力はない。 些細な利点と言えば、液晶サイズが気持ち大きくなるのと…本体は大きくなるものの、若干薄く軽くなるらしい。 一応市販のSDメモリーカード用のスロットも追加される。 なんかさ…徐々にPSP化してないか? 沢山の無駄機能が煩わしくてDSを選んでいる人も多いと思うんだけど… 現時点ではWiiもDSも好調だし、任天堂というブランドだけで多くのユーザーがDSiを購入してしまわないか非常に不安。 ソニーのPS3とまったく同じ流れだ。 「ゲームを提供していくのが我々の仕事だ」と断言していた任天堂はどこへ行ってしまったのだろうか…… つーか、私は近い将来「無線LAN」の時代は終わると考えている。 様々なルール改正が進み、いずれはプロバイダ契約が廃止になり…家庭用コンセントを介してネットが利用できる様にならなければならない。 その大きな一歩として地デジが挙げられるのだが、この電波帯をDSで有効利用できないだろうか。 任天堂がデータを配信する為の局を開設すれば、面倒な手続きや契約を全部すっとばして誰でも快適にダウンロードを行う事が出来るはず。 とにかく、なにも知らないライトユーザーが誤ってDSiを買ってしまわない事を願う。

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